こんにちは。
今回はミニミニ中国流part3です。
前回の記事は、「ミニミニ中国流研究part2」です。
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穏やかな定石
前回まで
この変化を見てきましたが
黒には別の手もあります。
こちらのオサエです。
白を強化してしまうものの
黒は下辺の勢力を大きくできます。
これが普通の進行です。
まだカタツキやデギリの味があります。
ここで白は
切るのは黒地が固まってしまうため
いいことはありません。
これをもとに
たまに打たれるこの定石ですが
黒良しとされています
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ミニミニ中国流の新手
少し前に韓国の朴廷垣さんが打ち
密かに打たれ続けている手です。
では、白の応手に対する黒の研究です
①上ハネ
真っ先に思い浮かぶのは
このハネでしょうか。
ただし、これは白の打ちすぎです。
黒のキリが鋭い手です!
このように
黒は弱い石が1つなのに対して
白は2つあるため
黒有利な戦いです。
②ノビ
冷静な手です。
この図は互角です。
右下の黒地はおよそ35目
白は厚く、先手なので不満ありません。
また、様子見でツケてきたときは
こうすると定石に戻りますが
この交換は黒が損なので
内側から抑えます。
白は隅の石を逃げると
右辺と絡み攻めにされてしまいます。
③下ハネ
このハネは、地に辛い手です。
黒の最強手は
キリです。
白は伸びたいところですが
黒のノビが冷静な好手です
出てくると、右辺と裂きます
白からのキリが怖いところですが。。。
この隅の攻め合いは
単純に攻め合うと黒1手勝ちです。
よって白は
渡るよりありません
ツギを決めて3が好手です。
また放りこみます
コウは争えないので白はツギます
黒は生きることができました。
こうしてみると
白は分断された上に
両方生きてないので苦しいですね。
この手筋はほかの場面でも使えるので
ぜひ覚えてくださいね
ということを踏まえて
このキリに対して
このくらいの相場です。
これは白が先手なので互角です。
では、今回はここまでです
次の記事>>>ミニミニ中国流研究part4
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