こんにちは。
今日のテーマ図は
では、研究していきましょう。
今回の内容は難しいので、最後にまとめを載せています。
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小目の流行定石の変化図①ノビ
平和主義に見えるこのノビですが
黒は劣勢に立たされます。
白7が好手です。
続いて黒が間を破ろうとすると
崩壊します。
ちなみに、
これも黒苦しいですね。
5で下辺を開いても
黒苦しいです。
ということで
このような進行になりますが
白厚く、不満ありません。
黒は逃げるのは無理で、
シチョウと下辺ツケが見合いになります。
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小目の流行定石の変化図②ハネ
①を踏まえて
はねるよりありません。
黒6まで進行します。
ここで黒が下を渡るのは
やはり白厚いです。
ここで白に3つの選択肢があります
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(1)ノビ
まず考えられるのが、このノビ。
黒の断点をにらんだ形です。
定石は
ここまで。
やや黒が良いです。
また、2-十八の下がりは15目以上あります。
ここで黒が12と守らなければならないのは
この両アタリがあるためです。
この定石は前提として
このシチョウが成立しないことなので注意しましょう。
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(2)キリ
ということで切る手が登場しました。
定石は
途中6のキリから味をつけるのがうまく、黒に傷を残します。
この図もスミのサガリが大きいです。
アテの順番を間違えると
1瞬でつぶれます。
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(3)カケ
流行っているのがこのカケです。
手順に沿って進めますが、最後に一般定石の図だけを並べるので、流し読みでご覧ください。
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定石の手順通りに解説
これは黒ひどい利かされなので
素直に2子を取ります。
続いて白はキリですが
ここで
これは中央を突きぬいている分、白がいいです。
よって
のびるよりありません。
ココで白は
継ぐと取られてしまいます
サガリも
あっさり取られて黒よしです。
そこで
アテがいい手です。
もし黒がスミを取りにくると
白4が絶妙です。
ハネツギまで利かして
スミの黒地は23目。(1-十四まで)
これは白の厚みが優ります。
なので黒は
逃げるよりありません。
対して白は
サガリは工夫不足です。
白の主張は
白4は黒7のところ
このあとに
ここまで打てるのが気持ちいいこということですね。
黒が上を曲げても
取ってしまって白地が大きいです。
黒石もまだ生きてないので、かなりの負担ですね。
しかし黒から妙手があります!
ここに切るのがうまい手です。
同じように進行してみると
ここで注目するべきは、黒3子が取られきっていないこと。
すぐ動かないにしても
白は不満であるといえます。
ということで、白は
カケツギが正着です。
黒がもし
切ると下を渡って、白満足です。
黒は団子石で嫌なところですね。
なので
アテを決めてから切るのが手順です。
ここで白がつぐと
このように進行します。
これは白も厚いですが
黒が先手で他に打てるので
互角とされています。
しかし、白はつがずに
ツケがいい手です。
黒は取ると
ぴったり止められる上に
団子石にされるので手抜きます。
黒が正しく打っても
このように進行すると、白は先手を取れます。
また、守るときも
こちらから打てるので、ツギよりも味がいいです。
黒から動き出すのもあります。
黒5で白苦しいように見えますが
3のノゾキがうまく、捨てて白満足です。
黒地は約40目
白は一度手抜きしているので、十分です。
ということで、
このカケは有力です。
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小目の流行定石まとめ
テーマ図
今回のテーマは、小目の流行定石でした。
この形はお互いに研究していないと怖くて打てないですね。
ここで、白には3つの応手がありました。
ノビ
ノビは簡明ですが、やや黒が良くなります。
隅のおさえは15目以上あるので、打ちたいですね。
>>>>>この定石を再確認する
キリ
キリも簡単に収まりますが、あとの打ち方が難しいです。
黒の手順が大事なので、相手の棋力が低いと間違えてくれるかもしれません。
>>>>>この定石を再確認する
カケ
17=20
最も有力な打ち方です。
しかし、かなり難しいのでよく研究する必要があります。
定石なので、この図は互角です。
黒からの狙いとして
がありましたね。
この図も互角です。
>>>この定石を再確認する
いかがだったでしょうか?
みなさんも使ってみてくださいね
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