ミニミニ中国流第2回です。
前回の記事は「ミニミニ中国流研究part1」をご覧ください。
「ミニミニ中国流研究part1」の記事のまとめで
このハネに対して
白のこの対応について書きました。
この図の結論は黒有利でしたね。
ところが
白からいい手があり
黒のハネは打たれなくなりました。
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白の反撃
這う前に、出てから這います。
キリ
黒は同じく反発してみます。
対して白はキリがいい手です。
ノビ
黒は捨石を狙って逃げます。
こちらが、一時期定石化された形です。
多くの人が白良しの結論を出しています。
なぜなら
①白地が大きい
②黒の厚みに傷がある(ハネダシ等)
③右辺の白石に活力がある
外アテ
ということで黒は外からアテます。
これは互角です。
黒はしっかりと外を固めているので不満ありません。
白もまだ右辺に味があり打てる形です。
キリ
単純につなぐと
これは白地が大きいという判断です。
まだ右辺の白1子には活力があります。
ここで登場するのが中国のトッププロ古力さん。
何度となく日本を苦しめた世界のトップ選手です。
古力さんが打った新手はこちら
ぱっと見よくわからないですが
取ると戻ります。
白の最強手は
デギリが厳しい手です。
下を取るのは
外へ脱出して白十分です。
ここで
這う手はどうでしょう?
ここで抑えるのは
封鎖されて黒満足です。
ということで
外へ脱出を試みます。
ここでノビると
戻ってしまうので
切るよりありません。
このあとが難解ですが
続いて
黒は3のブツカリが急所ですが
攻め合い白1手勝ちです。
よって、黒は
この図で我慢するしかありません。
これは白が良いため黒の
このハネは損です。
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ミニミニ中国流一般定石
これを踏まえて
この進行が多いです。
この図は互角です。
このあとの継続手段もあります。
黒の壁を攻めていきます。
この戦いも互角です。
実は、黒は
5のカケで4の石をとることはできます。
しかし
攻め合いは黒勝ちですが
白は周りを厚くできる上に
黒地も大きくないため白有利です。
次回の記事>>>ミニミニ中国流研究part3
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