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- TOCFLとは台湾華語能力試験
- TOCFLの主要試験はリーディングとリスニング構成
- TOCFLの過去問を使った勉強が効率的
TOCFL(華語文能力測驗)とは、台湾語の試験のことです。中国語の資格の種類はたくさんありますが、その中で唯一の正式な台湾語の試験です。
中国語の勉強をしている人の中で、将来は台湾へ留学してみたり台湾とのつながりを持ちたいと考えている人におすすめです。
ゆうきの中国語
ゆうき
yuki
ブログやYouTubeで中国語についての情報を発信しています。YouTubeとWeiboを使って中国語を独学しました。中国語が好きです。2019年4月HSK6級・2019年9月〜2020年1月復旦大学へ留学。現在、中国語検定準1級目指して勉強中!
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TOCFL(華語文能力測驗)とは?
TOCFLとは華語文能力側験といい、中華民国教育部が実施する中国語を母国語としない人を対象とした中国語検定試験です。
日本で行われているHSKの台湾版になります。
TOCFLとは台湾の試験
TOCFLとは台湾で行われている台湾華語能力試験で、2003年12月から試験が開始されました。
TOCFLは、ABCの3段階の等級からなり、そこからさらに6つの級に分かれています。
A等 | 1級(入門級)、2級(基礎級) |
B等 | 3級(進階級)、4級(高階級) |
C等 | 5級(流利級)、6級(精通級) |
HSKと同じく、6級が最も難易度の高いものになります。
TOCFLを受験するメリットは?
TOCFLを受験するメリットは3つあります。
- 台湾への留学、大学進学
- 台湾での就職
- 現時点での自分の中国語能力を知る
台湾への留学や大学進学を考えてる方は、TOCFLを受験することをおすすめします。受験していることで台湾華語がどの程度のレベルなのか判断できるので、留学や大学進学時の参考資料となります。
また、台湾での就職時にも資格として履歴書に記入でき、TOCFLのレベルで判断されることもあります。さらに、台湾華語を勉強している方であれば、自分の実力を知るいい機会にもなりますね。
TOCFLとHSK・中国語検定の違いは?
TOCFLとHSK・中国語検定の違いは、目的と難易度にあります。
まず、3つともそれぞれ中国語の検定ではありますが、用途が異なります。
TOCFLは台湾への留学や大学進学、就職など、台湾での活動を目的とする場合。
HSKは主に中国大陸での留学や大学進学、就職など中国大陸での活動を目的とする場合。
中国語検定は日本で中国関係の仕事への就職、または通訳などを目的とした場合。
このように目的により受験すべきものが異なります。また、難易度もそれぞれ異なります。資格の難易度は中国語検定が最も難しく、次にTOCFL、HSKという順番になります。
TOCFLの試験の特徴
TOCFLの試験の特徴を以下の5つに絞って紹介します。
TOCFLの試験内容は?
TOCFLの試験内容は3つから選ぶことができます。
①リーディングとリスニング
②スピーキング
③ライティング
スピーキングとライティングに関しては受験する人も少なく、最も需要があるのがリーディングとスピーキングの試験です。留学や進学を考えている人はリーディングとライティングの試験を受けましょう。
また、試験問題はABCの等級ごとで異なります。等級ごとで異なるため、Aを受けた場合、一回の試験で入門級と基礎級2つの級に合格することも可能です。
TOCFLの出題傾向
TOCFLの出題傾向はABCの等級ごとに異なります。
リスニング | A:図を見て答える、質疑応答、会話理解 | BC:会話理解、段落問題 |
リーディング | A:単語理解、図を見て正しい文を選ぶ、文章を完成させる、空欄補充、読解問題 | BC:空欄補充、読解問題 |
このようにBCは同じで、投球によってAの問題のみ種類が増えます。
TOCFLの合格点・合格率は?
TOCFLの問題はABC共に全部で100題あり、試験時間はリスニング60分とリーディング60分の合計120分です。
点数は、リスニング80点満点、リーディング80点満点で、合格点は級によって異なります。
入門級 | 基礎級 | 進階級 | 高階級 | 流利級 | 精通級 | |
リスニング合格点(80点満点) | 41点 | 57点 | 46点 | 61点 | 50点 | 61点 |
リーディング合格点(80点満点) | 42点 | 60点 | 48点 | 64点 | 52点 | 69点 |
リスニング、リーディング共に合格点に達して合格となります。
合格率はA等が約90%、B等が約70%、C等が約45%になります。等級が上がるにつれ合格率も下がります。
TOCFLの申し込み方法
TOCFLの申し込み方法は、TOCFLの公式サイトから申し込みます。
サイトにログイン後、「申し込む」ボタンをクリックし、試験日時、試験タイプ、試験会場を選びます。その後、問題冊子パターンを選ぶところがあるので、簡体字か繁体字か選択します。最後に「申し込み」をクリックします。
申し込みが完了したら、「申し込み情報確認」をクリックしアンケートに回答します。アンケート入力が終わり、「申し込み状況確認」の画面になれば申請完了です。
TOCFLの料金
TOCFLの料金は6つの各級レベル共通になります。
受験料が5,000円、郵送料が500円の合計5,500円です。
郵送料は成績表及び成績証明書を台湾から日本へ郵送するための費用になります。
各級ごとに受験料がかかるので、ABCの等級ごとで試験内容は同じでも、2つの級に一度で合格を狙うのであれば2つ分受験料を支払わなければなりません。
TOCFLの過去問はどのように使うべき?
TOCFLの過去問は、自分の勉強期間を段階ごとに分け、各段階ごとに使って自分の足りない部分を明らかにしていく方法が効率的です。
TOCFLの過去問とは
TOCFLの過去問は、公式ホームページ上に無料でダウンロードできる模擬試験があります。各等級別でリスニング・リーディング共に三回分ダウンロードできます。他にも、公式ホームページでは台湾華語学習用教材が紹介されています。
TOCFLはHSKとは違い、過去問や学習教材が多くありませんので、公式で紹介している過去問や教材を使うのがいいでしょう。
過去問を使った勉強法
過去問を使った勉強法で大切なことは、過去問を使うタイミングです。公式の過去問(模擬試験)は3回分無料でダウンロードできます。
それぞれを使うタイミングとしては下記の通りです。
- 1回目はTOCFLの勉強を始める前の一番初め
- 2回目は勉強を始めてからある程度たち、自分のレベルを再確認したいとき
- 3回目は試験間近の最終確認として
このように3段階に分けて使うことで自分のレベルが明確になり、弱点を掴むことができます。弱点を掴んだら、そのパートを重点的に勉強します。過去問を使い自分のレベルと傾向を把握し、それに合った勉強をすることが効果的です。
TOCFLの単語の範囲は?
TOCFLの単語の範囲は各等級により異なります。
・A:日常会話に出てくる基本的な単語中心
・B:意味の似ている単語や、日常生活で目にする商品や説明文に出てくる単語
・C:書籍などで目にする単語や表現、四字熟語など
このように等級ごとで単語の範囲が大きく異なります。
また、必要な単語数も各レベルごとに異なります。
レベル | 入門級 | 基礎級 | 進階級 | 高階級 | 流利級 | 精通級 |
単語数 | 500語 | 1,000語 | 2,500語 | 5,000語 | 8,000語 | 8,000語 |
TOCFLについてよくある質問
TOCFLについてよくある質問をまとめました。
- TOCFLは日本の就活に使えますか?
- 中国語系の資格はHSKや中国語検定の方が知名度があるので、日本の就活では大きなアピールポイントにはならない傾向にあります。TOCFLは日本国内よりも、台湾への就職や留学に必須の視覚となります。
- TOCFLの試験対策はどんなことをすればいい?
- 公式公認のテキストや過去問、模擬試験問題集を繰り返し解き、問題形式に慣れることが大切です。
まとめ
この記事ではTOCFLについて紹介しました。
いろんな中国語検定がある中で、どれを受験すればいいのか迷ってしまいますよね。
TOCFLは次のような方におすすめです。
・台湾への留学や進学、就職を考えている
・台湾華語が好きで、勉強している
ぜひTOCFLを受験して、多方面に活かしていきましょう。
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質問ですが、トクフルの公式サイトにはA2のリスニングの合格点は57点と書いてあったのですが60点なのですか?返信いただけたら嬉しいです。
ご指摘ありがとうございます…!こちらの記事の方が間違えていたため、修正させていただきました。誤った情報を掲載してしまい申し訳ございませんでした。
教えてくださってありがとうございます!