今年の囲碁フォーカスに出演が決まった黒嘉嘉(こくかか)さんは、台湾出身の囲碁棋士です。
囲碁だけでなく様々な芸能活動に励む黒嘉嘉七段ですが、台湾最強女流棋士であり、世界女流棋士で3本指に入るほどの実力者です。
そんな彼女が台湾メディアのインタビューで囲碁に対する想い、これまで支えてくれた亡き母への感謝の気持ちを赤裸々に語ってくれた記事がありました。
テレビでは可愛らしい笑顔で人々を魅了する彼女が見せる熱い魂の物語を、ぜひお楽しみください。
今回はそんな彼女の物語を全訳してみました。
それでは、お楽しみください!
名前 | 黒嘉嘉(hei jiajia/こく かか/ヘイ ジャージャー) |
---|---|
英語名 | Joanne Missingham(ジョアンヌ ミシンガム) |
生年月日 | 1994年5月26日 |
出身地 | オーストラリア クイーンズランド州ブリスベン |
所属 | 台湾棋院 |
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目次
囲碁フォーカス出演の黒嘉嘉(こくかか)が語る囲碁への想いを完全翻訳
鋭いまなざしに、溢れんばかりの気迫。
全身に感じられるオーラとじっと動くことのない姿勢。
もし目の前に可愛らしい女の子がいたとして、その子が他人を震え上がらせることなんて出来るだろうか?
しかし、彼女がひとたび碁石を握り、盤上で鋭い石運びを見せるとき、きっと人は彼女の存在を軽視することはできない。
彼女は黑嘉嘉、年齢23歳。プロ7段の打ち手だ。
さらに、台湾では最強の女性棋士である。
そこからあふれる透き通った気品、可憐な輝きは人々を魅了する。
彼女は棋道に長け、英語はペラペラ、また多くの楽器も嗜んだことがあるという。まさに聖典や漢詩の中から出て来た美女のように教養があって礼儀正しく、琴棋書画に精通している。
最近ではさらにプロ棋士という身分を持ち、その多芸さに1つ幅が広がった。
彼女はどこから見ても賢く、美しく、身分も兼ね備えており、勢い真っ盛りのスターが組み合わさったようである。
黒嘉嘉は小さい頃から囲碁が好き。頭を使うロマンが好き
オーストラリアで生まれ、4歳の時に台湾に帰国した黒嘉嘉。
五歳の時に初めて碁石に触れ、ひとたび五目並べを始めるとすぐに家族全員に勝つようになった。五目並べに興味を持ったついでに、お母さんの提案によって囲碁を習った。
一度ハマると抜け出せず、囲碁の奥深い攻防戦に深く引き込まれるとは思いもしなかった。
『石を取る感じが好きなんだ!』
と彼女は言った。
囲碁の変化は非常に多い。現代に至るまで数千年の歴史があるのに、まだ変化し続けている。
『千局とて同じものはない』
異なる石運び、異なる布石、どんな些細な変化でさえも全局の行方に影響を与える。
このような特徴を黒嘉嘉はとても面白いと感じており、特別な満足感があるという。
普通、少女時代の多くの時間は、西洋人形やバービー人形を手放さないのだが
黒嘉嘉にしてみれば、彼女は子供時代からずっと囲碁が友達だった。
『僕は頭を使う遊びが好きです。考えることと、自分に挑戦することが好きなんです。』
彼女は、囲碁に最も力を注いで来たこと、たくさんの支えのおかげで辛さにも耐えられたことを教えてくれた。
なぜなら、対局時間は長い時には7時間を超え、その間はずっと次の一手を考えることが非常に重要だからである。
『囲碁を学ぶことは論理的思考を作ることにすごく役立ちます!』
黒嘉嘉は言った。
『囲碁は人生のようなもの、待った無し(棋如人生、落子無悔)。どんな決断をしても決して後悔してはいけない。これは囲碁から学んだすごく大切な座右の銘です。』
可愛いらしい小学生の黒嘉嘉が急成長した理由
昔からずっと、黒嘉嘉の両親は2人の娘に革新的な教育をしていた。
姉妹2人にどんな勉強を強いることもなく、逆に自分が興味を持ったものをさせ、自分が好きなものを探させた。
黒嘉嘉は琵琶、水泳、体操、バレエ、書道を習った経験があり、ピアノも少し嗜んだことがある。
しかし、彼女は自分は囲碁が最も好きだということに気がついた。
小学生のとき、周可平六段門下に弟子入りした。
さらに《ヒカルの碁》の漫画を読んで忘れかけていた志と信念が再び湧き上がって来た。
彼女はプロになることを目標に奮起した。
布石から中盤、ヨセまでマスターして、黒嘉嘉は周囲から飛び抜けた存在となった。
黒石と白石が盤上を駆け巡る。まるで水墨画のように思い思いに描かれたその盤面から、彼女の満ち満ちた信念が脳裏に植えつけられる。
このような囲碁への情熱は、オーストラリア人の父親の仕事のため、アメリカへ引越したことによって途絶えた時もあった。
たとえ何人の友達に聞いても、自分の周りには誰一人として囲碁を知る人がいなくなったのだ。
それでも彼女は毎日放課後すぐに家に帰り、ネット碁を打った。
不断の独学、鍛錬、たとえそれが休日であったとしても。。。
更に、ライバルたちと切磋琢磨するために毎日朝5時に起きていた。
14歳の黒嘉嘉がプロの囲碁棋士になる。女子囲碁界のニューヒロイン誕生!
プロ棋士への憧れを実現させた。
2007年、13歳の彼女はアマチュアがプロになるための大会である『定段戦』に参加した。
【参考】中国棋院の囲碁棋士は日本とどう違う?【海外メディア完全翻訳】
惜しくもその時の成績は7勝4敗で、全体で20位の順位におわった。
黒嘉嘉は
『当時90人の参加者のうち2人しかプロになれなかったのに、お母さんは僕が落ち込まないように、プレッシャーを感じないように励ましてくれました。むかしからずっとお母さんは僕のそばで支えてくれて、僕は負けたその日のことを悲しむことはありませんでした。』
と言った。
平常心を持って試合に臨んで1年後、彼女は9勝2敗、第2位の成績でわずか14歳のプロ棋士となった。
その競争は本当に激しく、まるで退路のない戦いの中、じっと落ち着いて困難を克服するようだった。
黒嘉嘉の日常。可愛いだけじゃなく実力をつけるために
黒嘉嘉の1日の全体を通して見てみるといくぶん囲碁から切り離せないものである。
決まった時間を除いて、ネットの猛者を探しては観戦し、暇があったら大きな大会の中継を見ている。
試合後は対局の棋譜を研究し、
他の対局でも応用できるものがないかと新手を求めて勉強している。
好局から得られた事も失敗した対局で得られた事でも教訓として学び、蓄積される。
黒嘉嘉は、今ではすでに1局を通して少なくとも10手、20手先のルートを
自分が打った手に対して相手がどう応じるか、
どのようなカウンターが飛んで来くるのか、そして相手が良いと考えるであろう進行を含めて考えているという。
さらにすごいのは、彼女は自分と相手が打った石の順序と場所を全て覚えている。
たとえ数えるために整地した後であっても、正しく再現できる。
正しく棋譜を再現することについて彼女は謙遜して
『これはプロならできて当たり前のことです!』
『棋譜を並べるのは面白いです。毎日見ています!』
といった。
彼女は生活中の些細な時間でも棋譜の研究に当てている。
例えば髪を整える時に見れるし、通勤時間にも見れる。
囲碁と一体化した生活の中では、いつでもどこでも囲碁を打つことができる。
もし大会なら、局後に相手と『検討』
つまり『もう一度対局を並べてみることで、全ての一手に意義と価値があることに気づき、そして負けた原因を学ぶことができる。』
母の他界が黒嘉嘉の思いをさらに強くした
晴天の青空のように順風満帆な人生に見えるが、20歳の時に変化が訪れる。
黒嘉嘉の母が2014年、白血病のため他界した。
子供の頃から黒嘉嘉に代わって全ての家事、日程管理、試合のデータ取りをしていてくれた母親だったが帰らぬ人となってしまった。
彼女は自分自身の全てに強く向き合うようになり、
新たに独立して学ぶことを始めた。
母親が病でこの世を去った時でさえ、彼女は2つの国際試合で対局していた。
さらに入賞する順位でなかったことは差し置いて、
『僕はとても落ち込んで、くよくよしてしまいました。でも、今まで囲碁の道を捨てようと思ったことはありません。』
もしかしたら、囲碁が彼女にとって母親と繋がる重要なものかもしれない。
彼女が幼い頃から大人になるまで、母親は変わらず世話してくれて、愛してくれた。
大小様々な遠征試合の最中、母は彼女をさらに強くしてくれた。
彼女は身をもって理解した。
『僕は強くならなければいけない。』
黒嘉嘉の父は激励した:挑戦に満ちた人生は素晴らしい
勇敢な自分へと変化するにつれて、最近の黒嘉嘉は父親の激励のもと、多彩なプロになることを約束した。
『なぜなら、お父さんは自分で法律を読むけど、弁護士になりたいわけじゃありません。去年読み切ってしまったのでこの一年は読んでいません。さらに、世界旅行に2年ほど行って、人生の目標を考えたこともあると言います。オーストラリアに帰国後、パソコンに向かって歴史の学習を始めました。そして大学で教授になりました。そして、オーストラリアに留学して修士号を取ったお母さんと知り合ったのです。そう、僕の両親は教師と生徒の恋愛をしていたんです!』
黒嘉嘉は笑って言った。
お父さんは彼の人生を教訓に、僕に警告をしました。
『人生は囲碁だけではいけない。多彩でありなさい。挑戦に満ちた人生も良いんだよ』
彼女はやっと自分が経験したことのない道を歩んでみることを決断した。
資産運用会社の引率のもと、化粧、礼儀作法、発声、琵琶などを習っており、子供のようになんでも新鮮に感じると言う。
もし未来の道中に、黒嘉嘉が囲碁を打つ以外でプロの世界で活躍しているのを見かけたら
また、舞台の上でキラキラしているのを見たら
さらに彩り豊かな輝きを繰り広げるだろう。
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黒嘉嘉(こくかか)インタビューのまとめ
いかがでしたか?
多くの囲碁ファンを魅了する黒嘉嘉さんですが、彼女の秘めた想いは我々の想像を超えるものだったように感じます。
僕が最も心に残ったのは
棋如人生、落子無悔
(囲碁は人生のようなもの、待った無し)
という言葉。
似た言葉がある映画で使われていました。
人生如棋、落子無悔
『人生は囲碁のようなもの。待ったなし。』
という意味です。
この言葉は、一代宗師(グランドマスター)という香港映画での一言です。
人生でも、一つ一つの決定がその後の展開に大なり小なり影響を与える。だから、重要な一歩を踏み出す前によく考える必要がある。とはいえ、持ち時間の決められたゲームのように、考慮時間は限られており、いつでもじっくり考えてから決定できるとは限らない。そのため、時には後悔することも生じる。そんな時は、取り返しのつかないことをくよくよ考えるよりも、次の一手を考える方が有益だ。
世界中の人々を魅了する黒嘉嘉さん。
次はどのような一手で僕たちを笑顔にしてくれるのでしょうか。
彼女の今後の活躍にはますます期待が膨らみます。
次は黒嘉嘉さんのプロフィールと台湾メディアのインタビュー動画をまとめましたので、ぜひご覧ください♫
2018年9月追記:台湾メディアの翻訳を追記しました⬇️
▼黒嘉嘉さんの座右の銘が出てくる香港ドラマ▼
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黒嘉嘉(こくかか)の出身地・経歴
名前 | 黒嘉嘉(hei jiajia/こく かか/ヘイ ジャージャー) |
---|---|
英語名 | Joanne Missingham(ジョアンヌ ミシンガム) |
生年月日 | 1994年5月26日 |
出身地 | オーストラリア クイーンズランド州ブリスベン |
所属 | 台湾棋院 |
黒嘉嘉(こくかか)が囲碁を始めたきっかけ
黒嘉嘉さんはもともと五目並べを習いたかったと言っています。
家族と遊んでいた五目並べで、相手ができないほど強かったため外へ出て習おうとしたらしいです。
しかし、五目並べの教室なんて簡単には見つかりません。
代わりに見つかったのが囲碁でした。
最初は何もわからずに囲碁を始めた黒嘉嘉さんですが、才能はあったのでしょう。
囲碁を習い始めて最初の対局で同世代の男の子に勝ったと言います。
囲碁入門の世界では最初の一局は負けて当然という常識があるのです。
さらに囲碁を始めたころは、囲碁は石を取って勝つゲームだと思ったなんて恐ろしいことを言っています(笑)
>>>習い事で囲碁をやるメリットとその魅力を紹介【かっこいい趣味】
『ヒカルの碁』が黒嘉嘉をプロ棋士へ導いた
黒嘉嘉さんがプロを目指すきっかけになったものとして『ヒカルの碁』を挙げています。
ヒカルの碁を見て囲碁への情熱が刺激され、自分もプロになろうと決意しました。
自分の趣味で男の子と互角に勝負し、そしてお金を稼げるという世界に魅力を感じたそうです。
当時8歳の黒嘉嘉さんはプロになるために囲碁教室でライバルと腕を磨き合っていました。
そんな黒嘉嘉さんですが母親の囲碁棋士への理解度は低く、母親は先生にどうすべきかを尋ねたと言います。
その時先生は
『黒嘉嘉は女の子だし、プロ棋士になるのは過酷な選択だ。ずっと勝ち負けの環境にいるしかないのだから。それに、台湾の囲碁環境はまだ発展していないよ。』
という見解を示しました。
16年後、世界トッププロになった黒嘉嘉さんはこの考え方に賛成していると言います。
それでも自分の選択を後悔したことはなく、あの時ずっと迷ってあきらめていたほうが、今になっても後悔していただろうという力強い言葉を付け加えています。
アメリカ移住で黒嘉嘉が気づいたこと
黒嘉嘉さんは11歳の時に父親の影響でアメリカ移住を余儀なくされます。
アメリカでは囲碁なんてありません。
家族は子供の黒嘉嘉がプロを目指すと言っても、そこまで本気にしなかったようです。
周りに一人も囲碁を打つ友達がいない中、黒嘉嘉さんはネット碁で腕を磨きました。
アメリカとアジアの時差は約12時間。
黒嘉嘉さんは朝5時に起きたり深夜遅くまで対局をしていたりしたと言っています。
完全ではない環境へ移動して、黒嘉嘉さんは
自分は本当に囲碁が好きなんだ!囲碁を打ちたい!
と思うようになったと話しています。
11歳の頃の棋力は東洋囲碁で6段。
彼女はネットを通じてがむしゃらに勉強しました。
その成果もあって13歳の頃に東洋囲碁9段へ昇りつめました。
東洋囲碁9段といえば、日本の県代表クラスです。
顔の見えないネットでは、まさか相手がアメリカにいる13歳の女の子だなんて夢にも思わないでしょう。
留学生としてアメリカへ移住した黒嘉嘉さんは成績も優秀でした。
学校の科目では全てAを取っています。
黒嘉嘉プロ棋士への夢をかなえる
黒嘉嘉さんと対談した番組の中で司会者はこう述べました。
子供は自分のやりたいことをやるべきだ。絶対にそれをバカにしてはいけない。
黒嘉嘉さんはいい例だ。8歳の頃に持った夢をずっと追いかけて実現させた。
8歳の黒嘉嘉は最初はだれにも信じてもらえなかったけれど、何年たっても、アメリカへ移住しても囲碁への愛を貫き通しました。
1回目のプロ試験は7勝4敗。
アメリカに住む黒嘉嘉さんにとって、道場で訓練を受けた人々はとても強く感じたそうです。
2回目に挑戦したプロ試験では、3か月道場で訓練した後に参加しました。
この訓練が功を成し、ついに念願のプロ棋士の道を歩み始めることになります。
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世界で一番可愛い囲碁棋士?
黒嘉嘉さんが注目を集めるのは、何といっても可愛さ!
世界で一番可愛い囲碁棋士としてよく取材されています。
彼女は自分でも美しさを保つための努力をしています。
黒嘉嘉さんが努力しているのは美容だけではありません。
歌のレッスンに通ったり、文化の体験をしたりします。
歌のレッスンをしている先生は黒嘉嘉さんのことを非常に努力家だと言っています。
対局後に青ざめた表情で教室に来て倒れそうだったと言う話もしてくれました。
黒嘉嘉さんは小さいころから自分は音痴だと思っていたみたいです。
でも歌のレッスンにもすごく熱心で、CDの噂もありますね。
すごく楽しみです。
黒嘉嘉(こくかか)が目指す囲碁界の未来
現在の囲碁界は若手の活躍が目立ちます。
台湾でも若手が頭角を現してきており、俞俐均さんは黒嘉嘉さんを破って台湾女流最強位へ輝きました。
黒嘉嘉さんもこの事実を認めています。
プロ棋士になるには幼いころから訓練を積む必要があり、年齢の高い棋士が国際戦で勝つこと、実力を大きく伸ばすことは簡単ではないと断言しています。
それでも黒嘉嘉さんは自分にしかできないことをやり遂げようとする夢を持っています。
棋力がある程度まで来たら、あとはもっと視野を広げることに力を入れたいです。プロ同士でも棋力の差はあるけれど、それはほんのわずかなところ。簡単な死活を解決するのは誰だってできます。多くの物事を見て自分の視野を広げることは囲碁界の発展に貢献すると思います。
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