urlキーワードは順位のためではない|自社285本のURL実測

「このスラッグ、これでいいんだろうか」。記事を書き終えて公開ボタンの手前まで来たのに、urlキーワードの欄でだけ毎回手が止まる。日本語でいいのか、英語にすべきか、何語入れれば正解なのか。解説記事はどれも「キーワードを入れましょう」で止まっている。

結論から言えば、URLにキーワードを入れる目的は順位ではありません。人と検索エンジンが、そのページを見分けられるようにするためです。

この記事で並べるのは、Google公式が実際に書いている原文と、当社の公開記事285本を全数で数えた結果です。公式が日本語URLを勧めていること、当社がそれに従っていないこと、その理由まで書きました。読み終えるころには、スラッグの語数も長さも語順も、根拠を持って決められます。

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目次

先に結論|urlキーワードは順位ではなく判別のため

URLにキーワードを入れる目的は、検索順位を上げることではありません。人と検索エンジンが、そのページを見分けられるようにするためです。

根拠は2つあります。Google公式がURLについて書いている内容と、当社が285本のURLを全数で数えた結果です。

ここでいうスラッグとは、URLの末尾に付く記事ごとの文字列のことです。この章では、要点を先に示します。

公式は効果をはっきり評価している

Googleのスターターガイドに、そのものずばりの節があります。しかも 「Google が重要でないと考えること」 という見出しの配下です。

ランキングという観点で見ると、ドメイン名(または URL パス)中のキーワードだけでは、パンくずリストに表示される以上の効果はほとんどありません。

出典: Google 検索セントラル SEO スターター ガイド(2025年12月18日更新)「Google が重要でないと考えること」>「ドメイン名や URL パスの中のキーワード」

URLにキーワードを入れると評価が上がる、という説明はよく見かけます。公式は、パンくずリストに表示される以上の効果はほとんどないと評価しています。

ここは正確に読んでください。効果がまったく無いとは書かれていません。

原文は「ほとんどありません」であり、パンくずリストに表示されるという効果のほうは認めています。順位を動かす手段としては期待できないが、表示のされ方には関わる。そういう位置づけです。

もう1つのページ、「URL 構造のベスト プラクティス」のほうはさらに徹底しています。本文4,567字を取り出して数えたところ、「キーワード」という語は1回も出てきません。「順位」も「ランク」も0回でした。URLについて公式が語っているのは、終始べつのことです。

入れる目的は見分けやすさ

公式が求めているのは、意味のある単語を使うことと、読み手の言語を使うことです。

スターターガイドには、URL中の言葉からパンくずリストを自動で学習しているという説明があります。そのうえで、役に立つ言葉をURLに含めるよう勧めています。順位を上げる装置としてではなく、そのURLが何のページかを示す手がかりとして扱われているわけです。

この違いは実務に効きます。

  • 順位のためだと考えると/キーワードを詰め込む方向に進む
  • 見分けるためだと考えると/他の記事と区別できる語を選ぶ方向に進む

当社は結果として、先頭にテーマを示す語を置き続けてきました。その跡が数字に残っています。先頭2語まで他の記事と同じURLが、46.1%ありました。

この記事で示す3つの材料

スラッグを決めるときに使える材料を、3つ用意しました。

材料 中身 どこで使うか
公式の原文 意味のある単語/読み手の言語/ハイフン区切り 方針を決める
自社285本の実測 語数・文字数・先頭語の重なり 具体的な長さを決める
日本語URLの試算 エンコードしたあとの実際の長さ 日本語にするかを決める

なお、URLの階層やディレクトリ設計、正規化については本記事では扱いません。SEOのディレクトリ構造とは?で別に整理しています。本記事が扱うのは、階層の中に置くスラッグ1つの中身だけです。

Google公式がURLについて書いていること

公式がURLについて求めているのは、意味のある単語・読み手の言語・ハイフン区切りの3つです。順位の話は出てきません。

上位に表示される解説記事の多くは「Googleが推奨している」と書きますが、原文を引いているものはほとんどありません。今回参照したのは次の2ページです。

ページ名 最終更新日
Google 検索における URL 構造のベスト プラクティス 2025年12月31日
Google 検索セントラル SEO スターター ガイド 2025年12月18日

求めているのは意味のある単語

公式が求めているのは、意味が読み取れるURLです。原文はこうなっています。

可能であれば、長い ID 番号ではなく意味のある単語を URL に使用します。

出典: Google 検索における URL 構造のベスト プラクティス(2025年12月31日更新)

ページには推奨と非推奨の例が並んでいます。そのうち1組を示します。

公式の評価 URLの例
推奨(シンプルでわかりやすい単語) https://example.com/wiki/Aviation
非推奨(意味のない長い ID 番号) https://example.com/index.php?topic=42&area=3a5ebc944f41daa6f849f730f1

基準は、意味が読み取れるかどうか。キーワードが入っているかどうかではありません。

公式は日本語のURLを勧めている

ここが通説と最も食い違うところ。公式は読み手の言語をURLに使うよう求めており、日本語を名指しで例に挙げていました

オーディエンスの言語にある単語(必要に応じて文字変換を取り入れながら)を URL に使用します。たとえば、オーディエンスがドイツ語で検索している場合は、URL にドイツ語の単語を使用してください。(中略)あるいは、オーディエンスが日本語で検索している場合は、URL に日本語の単語を使用してください。

出典: 同上「オーディエンスの言語を使用する」

例として示されているURLは https://example.com/ペパーミント です。日本語がそのまま入っています。

一方、日本の解説記事の多くは「URLは英単語で構成する」と書いています。公式の記述とは反対の内容です。当社も英数字で運用しており、公式に従っていません。その理由は後の章で数字とともに書きます。

ハイフンを使う理由まで書いてある

単語の区切りには、アンダースコアではなくハイフンを使うよう書かれています。理由も明記されていました。

公式の評価 区切り方
推奨 ハイフン(-)で区切る summer-clothing
非推奨 アンダースコア(_)で区切る summer_clothing
非推奨 単語をつなげる greendress

公式が挙げている理由は、ユーザーや検索エンジンが URL のコンセプトを理解しやすくなるからというものです。アンダースコアを避ける理由も書かれていました。プログラミングで format_date のように、「まとめて扱うべきもの」を示す記号としてすでに使われているためです。

ここでも語られているのは順位ではなく、読み取りやすさでした。

短くせよはパラメータの話

URLを短くするという話も公式に出てきます。ただし、その対象はスラッグではありません。

可能な限り、不要なパラメータ(コンテンツに影響を与えないパラメータ)を削除して URL を短くします。

出典: 同上

パラメータとは、URLの末尾に付く ?id=123&sort=new のような部分です。同じページなのに並び順や広告の識別子で無数のURLができてしまう、あれを減らせという話になります。

解説記事の「URLは短く」は、この記述を根拠にしていることが多いようです。しかし原文が言っているのはパラメータの整理で、スラッグを何語にするかについては何も書かれていません。だから次の章では、自分たちで数えた値を出します。

自社285本のURLを全数で測った

公式は語数も文字数も示していません。そこで自社の公開記事285本のスラッグを全数で数えました。

何語・何文字に落ち着いているのか、そして日本語をどう扱ってきたのかを見ていきます。

4語・23字あたりに収束した

スラッグは4語・23字前後に落ち着いていました。2026年8月30日時点の記事台帳から、公開済みの記事だけを抜き出して全数集計しています。対象は全318件のうち285本で、下書き33本は除きました。

語数 本数 割合 その語数の平均文字数
1語 1本 0.4% 3字
2語 52本 18.2% 13字
3語 70本 24.6% 19字
4語 105本 36.8% 26字
5語 35本 12.3% 30字
6語以上 22本 7.7% 平均47.7字(33〜74字)

最も多いのは4語で、全体の3分の1を超えます。3語以下を合わせると43.2%。反対に6語以上は、表の一番下にあるとおりごくわずかでした。

語数が1つ増えるごとに、文字数もおおむね増えていきます。この関係が保たれるのは5語までで、そこに285本の92.3%が入りました。6語以上はばらつきが大きく、目安として使えません。

裏返せば、5語までに収めれば、語数を決めた時点で長さもおおよそ決まります。

日本語のスラッグは1本もない

285本のうち、日本語や全角文字を含むスラッグは0本でした。ほかの内訳はこうなっています。

スラッグに含まれるもの 本数 割合 実例
日本語・全角文字 0本 0.0%
数字 4本 1.4% real-estate-website-creation-4-key-points
機能語(is / to / and / for / in / of / with) 37本 13.0% what-is-seosearch-console-how-toseo-in-house-cost

こうした短い機能語は避けるべきだと書く解説もあります。しかし当社では37本が使っていました。内訳で多いのは to 11本、and 11本、is 10本です。

what-is- を付ける定義記事と、how-to を含む手順記事が中心でした。意味が読み取れるなら入れてよい、という運用です。

前の章で見たとおり、公式は読み手の言語を使うよう勧めています。日本語で検索する読者に向けたメディアで、日本語のURLが1本もない。これは公式に従っていない状態です。

意図的にそうしています。理由は「日本語URLを選ばなかった理由と決め方」で数字とともに書きます。

URLを付け替えたのは1本だけ

台帳で付け替えの形跡を確認できたのは、285本のうち1本だけでした。

下書きに残っている33本を調べると、スラッグの末尾が -old になっているものが1本あります。公開側には、その名前から -old を外した同じスラッグが存在していました。旧版を下書きへ退避して、名前だけを新しい記事に引き継いだ形です。

つまり当社では、URLは付けたら変えないものとして扱われてきました。だからこそ、付けるときの基準が要るわけです。

年号を入れた1本は古いまま

URLを変えない運用と、噛み合わないスラッグが1本あります。best-free-website-builder-tools-2025 です。

この記事は2025年8月27日に公開し、2026年7月21日に更新しています。中身は手を入れたのに、URLの末尾は 2025 のまま。タイトルも「【2025年最新】」のまま残っていました。

年号を入れた時点では正しい情報です。ところが翌年になると、URLだけが取り残されます。変えようにも、URLを変えれば転送の設計が要る。だから当社では変えていません。

長すぎるスラッグにも似た問題があります。最長は74字のこれです。

website-creation-for-small-business-advantages-disadvantages-success-cases

対応する記事のタイトル: 「中小企業のホームページ作成|効果の出る設計と業種別の勘所」

スラッグにある advantages・disadvantages・success-cases は、タイトルに1語も出てきません。記事が語っていないことを、URLだけが語っている状態です。

ちなみに2位の68字と3位の63字は、長いもののタイトルとおおむね対応していました。ずれていたのは最長の1本だけです。長さそのものより、記事と対応しているかを見てください。

URLで語りすぎると、記事のほうが先に変わります。変えない前提のURLには、変わらないことだけを書く。これが285本を数えて出た教訓です。

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キーワードを入れ続けると先頭が被る

URLにキーワードを入れる方針を285本続けると、先頭の語が被ります

この章では、その実測と、そこから決まる語順の考え方を示します。

先頭に来た語は97種類しかない

285本のスラッグに使われた語は、延べ1,070、異なりで364語ありました。ところが先頭に来た語は97種類だけです。

最も多いのは ai で69本。次いで seo が27本、owned が22本と続きます。

先頭語が自分だけという記事は67本、23.5%でした。裏を返せば、4本に3本は他の記事と同じ語からURLが始まっています。

先頭2語が同じ記事が46.1%

先頭2語まで見ると、他の記事と一致するものが131本/284本=46.1%ありました。ほぼ半数です。母数の284本は、2語以上あるスラッグの数になります。

先頭2語 その形で始まる記事
ai-article-* 37本
owned-media-* 22本
ai-writing-* 12本
what-is-* 9本
how-to-* 6本
content-marketing-* 5本
ai-blog-* 5本

ai-article- で始まる37本は、3語目まで読まないと区別がつきません。

URLで記事を見分けられなくなる

実務で困るのは、URLの一覧を見たときです。どれがどの記事か、先頭では判別できなくなります。

  • アクセス解析でURLの一覧を眺めるとき
  • 内部リンクを貼るために過去記事のURLを探すとき
  • 外部の相手にURLを送って、どの記事かを伝えるとき

いずれも先頭の1〜2語では足りません。

公式が求めていたのは、意味のある単語を使い、コンセプトを理解しやすくすることでした。キーワードを入れる方針そのものは、これに沿っています。ただし同じテーマの記事が増えると、キーワードだけでは足りなくなる。当社の46.1%は、その限界が数字に出たものです。

語順は判別しやすさで決める

当社の実測からは、先頭を区別に使わないと見分けにくくなることが読み取れます。ただし当社は先頭にテーマ語を置き続けたため、後ろに回した場合との比較はできていません

よく言われるのは「大事な語を前に置く」という考え方です。タイトルではそのとおりで、当社もタイトルの付け方ではその方針を採りました。ただしURLで全記事にこれをやると、先頭が揃ってしまいます。

たとえば ai-article-checklistai-article-rewrite-tips。どちらも「AI記事」というテーマ語で2語を使い切っており、区別しているのは3語目でした。

区別する語を前に出せる場面なら、そうしたほうが探しやすくなります。

なお、どのキーワードで記事を作るかという選び方そのものは、SEOキーワード選定のやり方で扱っています。本記事は、選び終えた語をURLにどう置くかの話です。

区別する語は切り口から取る

区別する語は、記事の中から取れます。その記事だけの切り口を示す語です。

当社で、メインキーワードと公開URLの対応が取れる25本を調べました。どれもキーワードをそのまま訳しておらず、キーワードに無い語が足されています。

足されている語には3つの型がありました。

足している語 実例
文脈で補う 日本語1語を英語2語に開く 「seo集客」→ seo-customer-acquisition
切り口を足す その記事だけの視点を示す語 「オウンドメディア記事」→ owned-media-article-inventory(本文の「在庫として回す」から)
定義記事の印 what-is を先頭に付ける 「リダイレクトとは」→ what-is-redirect

2つ目の型が効きます。「検索キーワード調べ方」は keyword-research-sources になりました。本文で「6つの源泉」を扱っているからです。「seo 内製化」は seo-in-house-cost。本文の結論が「消えるのは外注費だけ」だったためです。

キーワードだけなら、同じテーマの記事はすべて同じスラッグ候補になります。切り口の語を1つ足すと、そこで初めて区別がつく。当社はこれを無自覚にやっていました。意識して行えば、先頭が被る割合を下げる余地があると考えています。

日本語URLを選ばなかった理由と決め方

公式は日本語を勧め、当社は英数字を選びました。この食い違いには、順位ではなく実務のコストで答えます。

そのうえで、スラッグを決める手順まで示すのがこの章です。

エンコードすると5.73倍になる

日本語をURLに入れると、画面上は短く見えます。しかし送受信される実体は違いました。

公式にもこう書かれています。

(前略)さらに、ASCII 以外の文字はパーセント エンコードを行う必要があります。

出典: Google 検索における URL 構造のベスト プラクティス(2025年12月31日更新)「必要に応じてパーセント エンコードを行う」

ページには推奨と非推奨の例が4組載っています。そのうち1組を示します。

公式の評価 URLの例
推奨(パーセント エンコード) https://example.com/%E6%9D%82%E8%B4%A7/%E8%96%84%E8%8D%B7
非推奨(ASCII 以外の文字) https://example.com/杂货/薄荷

パーセントエンコードとは、日本語1文字が %E6%9D%82 のような文字列に置き換わる変換のことです。つまり日本語の単語を使いつつ、リンクを書くときはエンコードした形にせよ、という指示になります。

そこで当社285本のタイトルの主題部分を日本語スラッグの候補とみなし、エンコード後の長さを試算しました。

スラッグの形 平均 中央値 最大
現行の英数字 24.0字 23字 74字
日本語(画面上の見た目) 17.4字 16字 35字
日本語(エンコード後の実体) 137.7字 126字 306字

比にすると5.73倍です。285本すべてでエンコード後のほうが長くなり、100字を超えたのは212本にのぼりました。

具体例を2つ挙げます。「オウンドメディアライター募集」は14字ですが、エンコードすると表の中央値にあたる長さになりました。現行のスラッグ owned-media-writer-recruitment は30字です。

最長になったのは「パソコン苦手でも大丈夫!一番簡単な無料ホームページ作成ソフトを徹底比較」という記事でした。記号を除いた34字を日本語スラッグの候補として試算すると、表の最大にあたる長さになります。

この長さが効いてくるのは、URLを人が扱う場面です。メールに貼る、資料に載せる、解析ツールの一覧で見る。桁がひとつ違えば手触りも変わります。

公式に従わない判断だと明示する

当社はこの数字をもって英数字を選びました。判断の中身をはっきりさせておきます。

  • 順位の話ではありません/当社は順位を計測しておらず、日本語URLと英数字URLで検索結果に差が出るかは確かめていない
  • 公式に従っていません/日本語を推奨しているのは公式の記述であり、当社の判断はそれに反する
  • 理由は扱いやすさ/三桁の文字列を、記事が増えるたびに人が扱い続けることを避けた

ですから、日本語URLを選ぶ判断も十分に成り立ちます。むしろ公式の推奨に沿うのはそちらです。扱う本数が少なく、URLを人が触る機会も少ないサイトなら、日本語のほうが読者には親切でしょう。

今泉の視点:この記事を書くまで、当社が公式の推奨に従っていないことに気づいていませんでした。「URLは英語で」を疑わずに285本付けていたからです。数えてみて初めて、自分たちの判断が扱いやすさを優先したものだったと言語化できました。公式と違う選択をするのは構いませんが、違うと知らずにやっているのは別の話だと思っています。

スラッグを決める4つの手順

公開ボタンを押す前に、次の4つを順に決めてください。

順番 やること 判断の基準
1 日本語にするか英数字にするかを、サイト単位で先に決める URLを人が扱う機会が多いなら英数字。少ないなら公式の推奨どおり日本語でよい
2 その記事を他と区別する語を1つ選び、先頭に置く 同じ語で始まる既存記事を数えてみる。当社は ai- 始まりが69本まで増えた
3 テーマを示す語を足して、3〜4語で止める 4語で26字前後。5語を超えると長さの目安が効かなくなる
4 単語の区切りをハイフンにし、小文字で統一する アンダースコアは使わない。大文字は別URLとして扱われる

手順2が、この記事でいちばん伝えたい部分です。当社は先頭を区別に使わなかったために、ほぼ半数のURLが先頭2語まで同じになりました。

手順4の小文字については、公式が明記しています。/APPLE/apple は別のURLとして扱われる、と。同じページに2つのURLができる原因になります。

urlキーワードについてよくあるご質問

スラッグを決めるときに迷いやすい点を4つ選びました。なお、URLを変えることになった場合の転送そのものはリダイレクトとは?で別に扱っています。

URLにキーワードを入れると順位は上がりますか

Google公式は「パンくずリストに表示される以上の効果はほとんどありません」と書いています。この記述があるのは、スターターガイドの「Google が重要でないと考えること」という節です。対象はドメイン名とURLパス中のキーワードになります。効果がゼロだとは書かれておらず、パンくずリストへの表示という効果は認められています。順位を動かす手段としては期待しないほうがよい、という位置づけです。

日本語のURLと英数字のURLはどちらがよいですか

Google公式は読み手の言語を使うよう勧めており、日本語を名指しで例に挙げています。一方で日本語はパーセントエンコードが必要で、当社285本で試算すると平均137.7字と英数字の5.73倍になりました。当社は扱いやすさを理由に英数字を選んでいますが、これは公式の推奨に従わない判断です。順位の差は計測していません。

スラッグは何語くらいにすればよいですか

公式は語数を示していません。当社の公開記事285本では平均3.75語、中央値4語に落ち着き、4語で26字前後が目安になりました。5語までは語数から長さがおおよそ見積もれますが、6語以上になるとばらつきが大きく、目安として使えなくなります。

スラッグの語はどの順番で並べればよいですか

語順に公式の決まりはありません。当社の実測では、先頭2語まで他の記事と同じURLが46.1%あり、先頭にテーマ語を置き続けたことが原因でした。そこから読み取れるのは、その記事だけを区別できる語を先頭に置くほうが見分けやすいということです。テーマを示す語は後ろに回しても、意味は読み取れます。なおURLは付けたら変えない前提で考えてください。当社で付け替えの形跡を確認できたのは285本中1本だけでした。

まとめ

Google公式のURL構造のページに「キーワード」という語は出てきません。求められているのは意味のある単語と、読み手の言語でした。当社285本のスラッグは4語・23字前後に収束し、日本語は1本もありません。

まず日本語か英数字かをサイト単位で固定し、そのうえで他の記事と区別できる語を先頭に置いてください。当社はここを怠り、先頭2語まで同じURLが46.1%になりました。

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この記事を書いた人

株式会社街中文学 代表。DBSEO(データベース型SEO)・LLMO(AI検索最適化)・コンテンツマーケティングを専門に、東証上場企業や月間4,500万セッション級メディアのSEO支援を行ってきました。AIライティングSaaS「buncraft」を開発・運営。本メディアの全記事を執筆・監修しています。

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