SEOキーワード料金の1語には、当社台帳で平均12.2語

「対策キーワード10語 月額◯◯円」。そう書かれていても、その10語がどこまでの仕事を指すのかまでは、当社が見せていただく見積書のほとんどに書かれていません。SEOのキーワード料金は、語数と金額を並べただけでは高い安いを判断できない仕組みになっています。

結論から言えば、キーワード単価は順位の値段ではなく、調べて書いて直す時間の値段です。当社は自社のキーワード台帳129語と、記事9本が公開に至るまでの制作工程を数え直し、その内訳を確かめました。

読み終えるころには、見積書の「1語」がどこまでを指すのかを自分で確かめられるようになり、商談でそのまま投げられる質問が4つ手元に残ります。金額ではなく中身で比べられ、その根拠を社内にも説明できる状態になります。

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目次

先に結論|キーワード単価は時間の値段

見積書に「対策キーワード10語 月額◯◯円」と書かれていたとき、その金額は検索順位の代金ではありません。人が調べて、書いて、直す時間の値段を、キーワードという単位に割り直した数字です。

そう言い切れる理由ははっきりしています。Googleは検索結果の掲載順位について金銭を受け取ることは一切ないと公式に明言しており、順位そのものが売り物になっていません。だとすれば、支払っている先は作業のほかに残らないわけです。

ところが見積書に並んでいるのは、作業の量ではなくキーワードの語数でした。ここに読みにくさの原因があります。

当社が管理しているキーワード台帳129語を、2026年8月28日に数えました。メインのキーワード1語には、平均12.2語の似た言い回しがぶら下がっています。11語以上を抱える語は64語、全体の49.6%にのぼります。

「1語いくら」の1語は、ひとつの言葉ではなく言葉の集合を指している。そう考えたほうが実態に近くなります。

だから金額の高い安いを比べる前に、やることがひとつあります。その1語に何が含まれるのかを、発注する側から先に確認することです。

プロの判断基準
  • 単価は順位の値段ではなく、調べる・書く・直す時間の値段である
  • 当社の台帳では、「1語」は言葉ひとつではなく言い回しの集合を指していた
  • 比べるべきは金額の大小ではなく、その単価に初稿のあとの工程が入っているか
  • 順位を保証する見積もりは、保証できないものに値段をつけている

まずは「1語」が実際には何語なのかを、台帳129語の全数集計で開きます。

見積書の「1語」は1語ではありません

見積書の数量欄にある「10語」は、10個の言葉を意味しているとは限りません。ひとつのキーワードには表記のゆれや似た言い回しがぶら下がっていて、そこを拾わなければ、そのぶんは取りこぼしになるからです。

数字はいずれも2026年8月28日に台帳を読み取って集計したもので、書き込みは行っていません。

1語の裏に、平均12.2語がぶら下がっていました

当社は自社メディアで狙うキーワードを1枚の台帳で管理しています。集計すると、メインのキーワードは129語、それにひもづく似た言い回しは合わせて1,573語ありました。

1語あたりに直すと平均12.2語で、中央値も10語と近い水準です。ぶら下がりが0語の語がある一方、最も多い語は38語を抱えていました。

ここでいう「似た言い回し」は当社が運用上そう分類しているだけで、客観的な定義があるわけではありません。ただ実務では、同じ意図で検索されている言葉を記事の中で拾わなければ、そのぶんは取りこぼしになります。キーワードそのものの考え方はSEOキーワードとは?種類と入れ方・表記ゆれの決め方を解説で整理しました。

見積書の「1語」がこの集合を含むかどうかで、実際に相手にする語は変わります。含むなら、メインの1語と合わせて平均13.2語です。

半数の語は11語以上を抱えています

ぶら下がりが11語以上ある語は、台帳の半数を占めていました。平均だけでは見えないので、129語を数の帯で分けます。

ぶら下がる言い回しの数 語数 割合
0語 1語 0.8%
1〜4語 31語 24.0%
5〜10語 33語 25.6%
11〜20語 43語 33.3%
21〜30語 15語 11.6%
31語以上 6語 4.7%

11語以上を抱える語は64語、全体の49.6%でした。台帳のちょうど半分が、ひとつの言葉として数えるには大きすぎる集合だったわけです。

これは当社1社の台帳を1回集計した結果であって、SEO業界の統計ではありません。それでも「10語」を10個ぶんの作業と読んではいけない理由には十分なります。

言い換えの77.7%は、元の文字を1つも含みません

言い回しが増えるだけなら、まとめて書けば済みそうに思えます。ところが、ぶら下がっている言葉の大半は元のキーワードの文字を1文字も含んでいませんでした。

1,573語のうち、メインキーワードの文字列をそのまま含むものは351語で22.3%。残る1,222語、77.7%はまったく別の言い方です。

たとえば「マーケティング会社」という語には、「集客代行」「マーケティングBPO」「SNS運用支援」がぶら下がります。

ここが発注側と受注側で食い違う場所です。発注側は表記のゆれだけを想像し、受注側は別語彙まで含めて見積もる。逆のパターンもあります。

「言い換えは1語に含みますか」と一言確認するだけで、この食い違いはほぼ防げます。

1語の広さは中央値2.69倍、最大23.7倍

ここまでは語数の話でしたが、検索されている量の合計でも同じことが起きていました。以下は語数ではなく推定検索数の倍率で、メインキーワード単体に対してぶら下がりまで足した合計が何倍になるかを見ています。

合計が単体の何倍か 語数 割合
2倍以上 91語 70.5%
3倍以上 55語 42.6%
5倍以上 23語 17.8%
10倍以上 6語 4.7%

中央値は2.69倍、最も広い語では23.7倍まで開いていました。同じ「1語」でも、取りにいく範囲にこれだけの差があります。

一律の単価表で引き受けられない理由がここにあります。倍率が23.7倍の語と、ほぼ1倍にとどまる語に同じ値段をつければ、どちらかが必ず割を食う形になるからです。

検索数の多い語ほど高い、は妥当とは限りません

検索数に応じて単価を階段状に上げる見積もりを見かけます。ただ、当社の台帳では検索数と事業への近さが逆を向いていました。

事業に直結すると分類した104語の推定検索数は、中央値320でした。事業から遠い周辺の25語は中央値4,400で、その差は約13.8倍です。この「直結する/遠い」という線引きは当社の運用上の判断であって、客観的な指標ではありません。

それでも、検索数だけで単価を決めると、事業から遠い語を高く買うことになりかねません。狙う語をどう選ぶかはSEOキーワード選定のやり方|勝てる選び方と手順・ツールで手順にしています。

もうひとつ、前提として押さえておきたいことがあります。ここまで挙げてきた検索数は、いずれもキーワード調査ツールの推定値であって、Googleが公表している数字ではありません。Googleはツール一般について、次のようにも書いています。

SEO 業者がサードパーティ製のツールを使用している場合、Google はサードパーティ製の SEO ツールを評価または推奨しておらず、これらのツールは Google の内部ランキング データにアクセスできないことに注意してください。

出典:SEO 業者の利用を検討する|Google 検索セントラル(最終更新日 2026年6月10日)

当社の順位追跡でも、追跡している97語のうち38語、39%はツールが検索数を返しません。2026年8月26日時点で、その38語からは4語が上位10位に入っていた一方、検索数が表示される59語からは0語でした。順位はツールが自動記録した値です。

ただし、この差をキーワード選定の巧拙と読むことはできません。検索数が出ない語の多くは、順位が付いたあとで追跡に加えた語だからです。ここから言えるのは、ツールが数字を返す語だけを候補にしていたら、当社が上位を取れている語は1語も候補に載らなかった、というところまでです。

そもそもキーワードは買えるのか

「SEOのキーワードを購入したい」という言い方は、半分だけ正しく、半分は成り立ちません。

買えるのはキーワード単位の広告枠で、自然検索の順位は買えません。この線引きを先に押さえると、見積書の読み方が一段はっきりします。

自然検索の掲載順位は購入できません

広告の枠ではない、いわゆる自然検索の並び順は、お金で買うことができません。Google自身がそう書いています。

Google で広告を掲載しても、検索結果でのサイトの表示状況には影響しません。Google は、検索結果でのサイトの表示または掲載順位に関して金銭を受け取ることは一切ありません。オーガニック検索結果への掲載は無償です。

出典:SEO 業者の利用を検討する|Google 検索セントラル(最終更新日 2026年6月10日)

ここから導かれることはひとつです。SEOの見積書に書かれた金額には、Googleに支払う枠代が1円も含まれていません。残りはすべて、受注側に支払われるお金です。

キーワード単位で買えるのは広告の枠です

それでは「キーワードに値段がつく」という発想はどこから来たのでしょうか。出どころは検索広告の仕組みです。

Google広告のヘルプによると、検索広告ではキーワードごとに別々の入札単価を設定できます。課金はクリック単価制で、ユーザーが実際に広告をクリックしてサイトに来たときだけ料金が発生する仕組みです。

この2つがそろうと、支払いと得られるものが1対1で対応します。自然検索の「1キーワード月◯円」が満たしていないのは、後者のクリック単位で課金されるという条件です。結果が出ていない月も、金額は変わりません。

  検索広告の枠 自然検索の「1キーワード月◯円」
キーワードごとの値付け できる(入札単価を語ごとに設定) できるが、順位とは連動しない
課金のタイミング クリックされたとき 結果が出ていなくても毎月
買っているもの 広告の掲載枠 調べる・書く・直す作業

表の「検索広告の枠」の列は広告の話であって、自然検索の順位ではありません。混同したまま見積書を読むと、払った金額に順位がついてくるはずだという期待が残ってしまいます。

参考:単価設定の基礎|Google 広告 ヘルプ(2026年8月28日に確認)

順位を保証できる業者はいません

Googleは、掲載順位を保証すると主張する業者に注意するよう明記しています。「Google で一番上に掲載されることは誰にも保証できません」という書き方です。Googleとの特別な関係を強調する業者、優先登録を宣伝する業者も同様に挙げられています。

保証できない背景にあるのは、効果が出るまでの時間の読めなさです。Googleは公式のスターターガイドで、変更の反映には数時間から数か月かかると説明しています。そのうえで、次のように書いています。

ただし、変更すれば必ず目に見える変化が現れるというわけではありません。

出典:検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド|Google 検索セントラル(最終更新日 2025年12月18日)

保証できないものに値段はつけられません。単価がついているのは順位ではなく、工程のほうだと考えるのが自然です。

では、その月額は何に払っているのか

ここまでで、支払い先が順位でも広告枠でもないことがはっきりしました。残るのは作業だけです。

料金体系そのものは月額固定型、成果報酬型、スポット型に大きく分かれます。向き不向きはSEO対策費用の相場と内訳|料金体系の違いと見積もりの見方で詳しく扱っています。

ただ、どの形を選んでも中身は変わりません。人が動いた時間の積み上げです。

問題は、その時間が何に使われているのかが見積書から見えないことにあります。次の章では、当社の制作工程を実際に測った数字で示します。

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単価の中身は、工程と時間です

見積書の「執筆」という1行の中身は、書く時間より直す時間です。当社は自社メディアの記事プロジェクト9件について、原稿が公開までにどう変わったかを段落単位で全数比較しました。

この章では、その実測値を開きます。数字はいずれも9記事という限られた母集団のもので、業界全体の傾向ではありません。

初稿の48.7%しか、公開版には残りませんでした

初稿として書き上げた文章のうち、公開版に残ったのは半分でした。

当社では記事を書いたあと、品質を採点して直すループを回します。そのループに入る前の原稿と公開した確定版を、9記事ぶん段落単位で突き合わせました。

初稿の995段落のうち、一字も変わらずに残ったのは485段落。割合にして48.7%でした。記事ごとに見ると32.0%から60.3%まで幅があります。

判定の条件は単純で、段落の文字列が完全に一致するかどうかだけを機械的に見ています。一字でも直したものは「書き換えた」に入る数え方です。

なお、ここでいう初稿は品質ループに入る前の原稿を指します。生成AIが最初に出した文章のことではありません。

書き上げてから公開までに、半分が入れ替わる。この工程が単価の中に入っているかどうかが、見積書を比べるときの分かれ目になります。

1記事あたり平均3.67ラウンド回しています

採点と修正は、9記事とも1回では終わっていません。

測ったこと 9記事の実測
採点と修正のラウンド のべ33回/1記事あたり平均3.67回
ラウンド数の幅 中央値3回・最少2回・最多6回
初回ラウンドの点数 平均86.1点
初回で合格ラインに届いた記事 9本中2本=22.2%(合格ラインは90点)
最終ラウンドの点数 平均94.4点(伸びは平均8.3点)

初稿だけの見積もりには、この8.3点ぶんの作業が入っていません。

指摘408行の最多は、表と箇条書きの直しでした

ラウンドで直している中身は、文章そのものより見せ方に寄っていました。9記事のレビュー記録に残った指摘408行を、正規表現で機械的に分類しています。

指摘の種類 件数 中身の例
視覚ブロック・表・箇条書き 129 表にすべき情報が文章のまま、同じ装飾の連続
事実・数値・出典 86 出典なしの数値、原典と食い違う引用
構成・見出し・目次 80 章の順序、見出しと中身のずれ
段落・一文の長さ 79 一文が長い、段落が4文以上ある
独自ナレッジ・一次情報 39 一般論の言い換えで終わっている
重複・再掲 32 同じ内容が別の章にもある

1行の指摘が複数の種類に当てはまることがあるため、件数を足しても408にはなりません。主な内訳として読んでください。

最多は表や箇条書きの直しで129件。指摘の数がいちばん多いのも、読者が理解しやすい形に整える作業でした。

本文は書き直すほど増えました

書き直しと聞くと削る作業を思い浮かべますが、実際は逆の動きをしています。

9記事すべてで段落数が増えました。89段落から114段落へ、142段落から199段落へ、といった具合です。本文の文字数は平均13.9%増えています。

指摘に応えるには、根拠を足し、表を作り、説明を補う必要があります。書き直しは削る作業ではなく、書く量が増える作業でした。

安い単価で最初に削られるのはどこか

単価が下がって最初に消えるのは、初稿を書く工程ではなく、採点して直すラウンドです。

初稿を書く工程は削れません。削れば記事そのものが納品されないからです。

1回で合格したのは9本中2本でした。当社がラウンドを省いていれば、残る7本は自社の合格ラインに届かないまま世に出ていた計算になります。

表や図の整備、出典の確認、構成の組み替え。指摘の上位を占めていた作業が、まとめて抜け落ちる形です。

今泉の視点:当社も過去に本数を優先して60本を量産し、結局すべて作り直したことがあります。そのとき削っていたのが、まさにこの採点と修正のラウンドでした。単価を下げる交渉をするなら、削る工程を発注側が指名したほうが安全です。「何が減るのか」を聞かずに金額だけ下げると、減る場所を選ぶのは受注側になります。

格安プランで具体的にどの工程が削られるのかは、SEO対策の格安プランはなぜ安い?削られる工程と選ぶ基準で個別に整理しています。

見積書を前にして確認する4つのこと

金額を比べる前に聞くべきことは4つです。どれも専門知識なしで、見積書を手元に置いたまま投げられます。

返ってくる答えの具体性が、そのまま相手の仕事の粒度を映します。

金額を比べる前に確認する4点
  • 1語の範囲(表記のゆれと言い換えを含むか)
  • 工程の範囲(初稿のあとの見直しが入るか)
  • 作業の内訳(語数ではなく作業量で出せるか)
  • 終わりの条件(順位以外に何で完了とするか)

数量欄の「1語」に何が含まれるか

最初に確認するのは範囲です。当社の台帳では半数の語が11語以上を抱えていました。1語の定義を決めずに契約すると、作業が進んでからもめる場所になります。

聞き方は「この10語に、表記のゆれや言い換えは含まれますか」で足ります。含まれるという答えなら、どこまでを同じ語として扱うのかを書面に残してもらってください。

当社の台帳では、言い換えの77.7%が元の文字を1つも含みませんでした。「常識的に考えて同じ範囲だろう」という前提は成立しません。

初稿のあとの工程が入っているか

次に、単価が初稿までのものなのか、公開できる状態までのものなのかを確認します。当社の9記事では初稿の半分が入れ替わりました。その工程を含むかどうかで、同じ金額でも中身がまったく変わります。

質問の形は工夫したほうがよいところです。「納品後の修正は何回まで含まれますか」より、「公開前の見直しは何回想定していますか」のほうが実態に近い答えが返ってきます。前者は手直しの話、後者は工程の話だからです。

誰が何時間動くのか

キーワードの語数ではなく、作業の量で内訳を出してもらいます。これは無理な要求ではありません。Google自身が、SEO監査について次のように書いています。

SEO 監査では、改善内容について現実的に評価し、関連する作業の見積もりを提供する必要があります。

出典:SEO 業者の利用を検討する|Google 検索セントラル(最終更新日 2026年6月10日)

見積もりは本来、作業単位で示されるものだと公式に書かれています。語数しか書かれていない見積書は、その手続きが省かれた状態です。渡す情報を整えると精度が上がる点は、SEO見積もりの取り方|依頼前に渡す情報と見積書の読み方にまとめました。

終わりの条件は何か

最後に、いつ何をもって完了とするのかを決めます。順位は誰にも保証できない以上、順位以外の完了条件が必要です。

ここもGoogleが質問例を用意してくれています。面談するときの効果的な質問として挙げられているのが、次の一文です。

「期待される結果とその時期、成果はどのように測定するのか」。そのまま読み上げて構いません。

確認すること 商談でそのまま使える質問文 答えが曖昧なときのサイン
1語の範囲 この10語に、表記のゆれや言い換えは含まれますか 「常識的な範囲で」とだけ返ってくる
工程の範囲 公開前の見直しは何回想定していますか 回数の想定がない、または「必要に応じて」
作業の内訳 この金額の内訳を、作業の量で出してもらえますか 語数の表しか出てこない
終わりの条件 期待される結果とその時期、成果はどう測りますか 順位以外の指標が出てこない

この4つを聞き終えたら、あとは金額を並べて構いません。順番を逆にすると、金額の安さが判断を引っ張ります。

もうひとつ、契約前に確認しきる理由があります。事業者が営業として締結する契約については、特定商取引法の訪問販売・通信販売・電話勧誘販売に関する規定が原則として適用されません。同法第26条第1項第1号にその定めがあります。

個別の契約にどう当てはまるかは事案ごとの判断になります。ただ、あとから解約できる前提は置かないほうが安全です。

参考:特定商取引に関する法律(昭和五十一年法律第五十七号)|e-Gov法令検索(2026年8月12日施行の現行法)

SEOキーワードの料金についてよくあるご質問

見積もりの相談を受けるなかで、とくに多く聞かれる4つにお答えします。

SEOのキーワード料金は1語いくらが相場ですか?

1語あたりの相場は、一律の金額としては示せません。単価の対象になる「1語」の範囲が契約ごとに違うためです。当社の台帳では1語に平均12.2語の言い回しがぶら下がり、半数の語は11語以上を抱えていました。金額を比べる前に、その1語がどこまでを指すのかを確認してください。

キーワードの本数は多いほうがいいのですか?

キーワードの本数は、多いほど良いというものではありません。当社の台帳では、事業に直結する104語の推定検索数が中央値320だったのに対し、事業から遠い25語は中央値4,400で、約13.8倍の開きがありました。この分類は当社の運用上の判断です。検索数の大きい語から順に本数を積むと、遠いほうに予算が向かいます。

SEOのキーワードは購入できますか?

自然検索の掲載順位は購入できません。Googleは、検索結果での表示や掲載順位に関して金銭を受け取ることは一切なく、オーガニック検索結果への掲載は無償だと公式に明記しています。キーワード単位で買えるのは検索広告の掲載枠であり、自然検索の順位とは別のものです。

成果報酬型なら順位が上がるまで払わなくていいのですか?

成果報酬型は、あらかじめ決めた条件を満たしたときに費用が発生する契約形態です。ただしGoogleは、検索結果の一番上に掲載されることは誰にも保証できないと明記しています。何をもって成果とするか、順位が下がった月の扱いはどうなるかを、契約前に書面で確認してください。

まとめ

キーワード単価は順位の値段ではなく、調べて書いて直す時間の値段です。当社の台帳では、1語に平均12.2語の言い回しがぶら下がっていました。

「1語」の範囲と、初稿のあとの工程が単価に入っているか。この2点を確かめるだけで、見積書の読み方は変わります。

社内で金額の根拠を聞かれたら、次の2文で足ります。払っているのは検索順位ではなく、人が動く時間です。当社が自社メディア9記事で数えたところ、初稿の段落の半分には、公開までに手が入っていました。

明日、見積書を開いてやること
  • 「この10語に、表記のゆれや言い換えは含まれますか」と聞く
  • 含むという答えなら、その線引きを書面に残してもらう
  • 「公開前の見直しは何回想定していますか」を続けて聞く

どの語を何本という配分は事業の状況で変わるので、そこは個別に詰めましょう。

判断に迷う段階でも構いませんので、見積書を見ながらの相談として当社にお声がけください。

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この記事を書いた人

株式会社街中文学 代表。DBSEO(データベース型SEO)・LLMO(AI検索最適化)・コンテンツマーケティングを専門に、東証上場企業や月間4,500万セッション級メディアのSEO支援を行ってきました。AIライティングSaaS「buncraft」を開発・運営。本メディアの全記事を執筆・監修しています。

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